先生「一日の労働は8時間まで」←でも先生は一日10時間働くという最高の矛盾。現役高校生が疑問をぶちまける
先生「一日の労働は8時間まで」←でも先生は一日10時間働くという最高の矛盾。現役高校生が疑問をぶちまける
お久しぶりです、とろろにんげんです。初めましての方は初めまして、前回も読んでくださった方はありがとうございます。最近勉強の方が忙しくなってきて更新頻度が落ちに落ちてますが、生きてます。
今回は先生働きすぎ問題について。
そもそも先生が帰るの遅すぎる
今は受験生なのでちょっと時間割が違いますが、私の学校では四時半に授業が終わり、そこから各々が部活や同好会や生徒会やその他に向けて動き出します。
その中でも、部活をやっている子は下校が七時はザラ。場合によってはそれより遅くなることがあります。私も実際七時近くまで部活で学校に残ることが多かったので、「はーなんで部活をこんな時間までやるんだろう」とか思ってましたね。
正直六時には家に居たいし、十時就寝だったのでとにかく時間も足りず、早く家に帰してくれと毎日願っていました。
そして、そのときは何も思わなかったのですが、改めて放課後活動が終わってふと思いました。
「あれ?先生が帰るの滅茶苦茶遅くない?え?いつ帰ってるの?」
学校自体の始業時間は八時です。でも、朝部活をやっているところは朝の六時、七時から顧問の先生がいらっしゃいます。そして、帰るのは生徒よりも遅いはずです。おそらく八時~九時の間でしょう。もっと遅いかもしれません。
ん…?超ブラックでは…?
確かに教鞭を取っている時間は一日多くても五時間くらいだとは思うのですが、教師は決して教えることだけが仕事ではないですよね?
授業準備や授業の資料作成、成績処理、等々色々な仕事があるわけで、昼休みの一時間を抜いたとしても、異常なほど働いてますよね?
十時間労働って日本で認められているんですか?
先生はタイムカードを労働時間中にきるらしいですが、それって正当なことなんですか?なんのためのタイムカードですか?
高校の部活動顧問は「趣味」
え?冗談?
先生は生徒と接する時に必ず「教師」として子どもに対応しなければいけません。
趣味の定義は仕事、職業としてでなく、個人が楽しみとしている事柄(広辞苑)です。
仕事が趣味、趣味を仕事にしている方はいらっしゃるとは思いますが、しかるべき給料はうけとるべきですし、法律で定められている以上守るところは守らなければいけません。
なぜ部活動顧問として働いている時の労働時間を労働時間と換算しないのか高校生ながら疑問です。
どうしてですか?
始業は9時からだけど、仕事のミーティングは7時からだから絶対来てね。もちろん労働時間には含まないから、給金は発生しないよ。
ってよく見る感じの労働環境が綺麗な形で縮図になっていますね。
それを一番身近で見ている中高生に悪影響が及ぶと考えないのでしょうか?思考停止してませんか?考えなくてもダメじゃないですか?
規制厳しくしたり、声掛けをしたりするのは良い事ですが、とりあえず未来を担う子どもの周りの大人たちの状況から変えていくべきではないでしょうか?
そんな教師たちの姿を見て、あとからどんどん「いくら仕事してても疑問に思わないマン」が湧いて来たら良くなるものも良くなりません。
現代社会の授業で「日本の法律で決められている一日の労働時間は8時間」と習うのに、その授業をしてくれている先生が、一日10時間働いている状況に疑問を持ってほしいです。
矛盾がすごすぎて口から泡が出ます。
どうにかしてくれって思います。夢も希望も未来もあったもんじゃないです。
昨今では、小中学校教師の不足が叫ばれていますが、やっぱり教師の労働環境のせい、というのが大きい気がします。
先生の人員が確保できない?
もっと根本を見てほしいです。本当に少子化と高齢化のせいだけですか?
あの先生の過酷な労働状況見て先生になろうと思える子達を尊敬します。まず状況改善が先です。労働環境が整えば、周囲の環境に刺激されやすい「子ども」のもっとも近くにいる職業なのですから、なろうと考える人は増えるはずです。
の記事で書かれていますが、結構見当違いでは?
教師のやりがいアピールをしていきたい?そんなことする前に労働環境整えたらどうでしょう。一番傍で見てるんですから、楽しさややりがいは身近でいつも感じてますよ。分かってます。でも、職業にするには辛すぎる。
とにかく一日の労働時間は8時間なの!働きすぎ!いくない!
最後は少し話がずれてしまいましたが、教師の労働環境がもう少し良くなることを願っています。
それでは今日はこのあたりで。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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