現役高校生が気付いた子どもだってできるのに、政治家ができない三つのこと。
現役高校生が気付いた子どもだってできるのに、政治家ができない三つのこと。
どうもこんにちは、とろろにんげんです。初めての方は初めまして。前回を読んでくださった方はありがとうございます。
おかげ様で総閲覧数が150を超えました…!本当に嬉しいです。ありがとうございます…!これからもどんどん記事を書いていこうと思います。
さて今回は、「大人が子どもに言い聞かせてるけど、国のトップさんたちすらできていないこと」のお話しようと思います。やっぱり、国の上に立つうえでは、子どもだってできることくらいはできてほしいですよね。
「人のお話はちゃんと聞こうね」
日本のトップと言えば、国の最高法規である国会。それに参加するのは、やっぱり国の中でも抜きんでている人たちの集団である国会議員ですよね。
当時小学生だった私は、教育番組が流れるNHKを毎日のように見ていました。そうすると時たま出てくるのが「国会中継」です。幼いながら疑問だったんですよ。見たことも無いような人数のおじさんたちがいっぱいいるって。
だれだれ!って興味いっぱいに両親に聞けば、「日本でいちばん頭のいいおじさんたちだよ」って言われました。
国会議員のおじちゃんたちがすっごい格好良く見えてました。
だって日本のトップですよ?いうなれば王様的立ち位置(?)なわけですよね。国を治める人たち…!めちゃくちゃ格好いいじゃないですか!
しかし、数年が経ち、高校生になってから国会をみたら愕然としました。
「えっ!?この人たちが国のトップ?」
別に、大きなプラカード掲げながら喋っている人に大勢で詰め寄り、罵詈雑言を吐くようなシーンを映した場面でも何でもないですよ。
ただの国会でした。
けれど、私はびっくりしました。
「人が話してるときにヤジを飛ばしたり、腕を組んで寝るとか…小学生でももっとまともじゃん」
後から先生が教えてくださったのですが、何でも「昔から国会でヤジを飛ばすのは伝統」らしいです。
ほー。人の話を全く聞かずに自分の好き勝手にはやし立てるのが日本の「伝統」なんだ。
ふーん。
へー。
ははっ。
こんな伝統ぶち壊した方がマシじゃないですか?
ヤジなんて外国でもやってる?普通のことだ?
そんな、赤信号みんなで渡れば怖くない、みたいなことを国のトップがするんですか?
他に色々やることがあって疲れてたからって?別に寝てたって次落選しないって?
じゃあ授業中に居眠りすることを堂々と認めるんですか?あれだけ大人は子どもに「授業はちゃんと聞かなきゃダメだよ」って言うのに。授業中に寝ている子は生徒会長に当選したりしないのに。
恥ずかしくないんですか?
私は率直に恥ずかしいと思いました。日本が素晴らしい国で、日本人であることを誇りに思うからこそ恥ずかしいです。
少なくとも人のお話はきちんと聞きましょう。自分の意見を通そうとイヤイヤするのなんてあっても小学生までですよ。きちんと手をあげて、指名されてから意見を述べるって、まさに日本の小学校教育で教えてもらってことではないですか?
「お金を大切にしようね」
私もよく言い聞かされました。
「お金の管理はちゃんとしなさいね。お母さんとお父さんが頑張って働いてもらったものだから」
お母さんとお父さんが、汗水たらして働いてくれたお金で、今も高校に通わせてもらっています。本当に感謝しています。
「お金って大切だな。大事にしなきゃな」
って小学生だって分かってますよ。
けれど、ニュースを見るとある文章がよく並びます。
「政治資金不正使用」
お母さんとお父さんが頑張って働いたお金から出ている税金を、自分の好きなように使っているって。
国を良くするために頑張って払っているお金を、自分のために使うんだって。大事に使ってくれないんだって。
悲しくならないわけないじゃないですか。お父さんとお母さんは高い税金を納めて、なんとかやりくりして家計を回してくれているのに。なんでその働いたお金から出ている税金を勝手に使われなきゃいけないんだって。
悲しいです。本当に悲しいです。
別に家族と温泉旅行したっていいですよ。自分のお金であればどうぞ、ぜひどうぞ。自分で頑張って働いて、そのお金の味を噛みしめるなら、何も言うことはありません。子どもでも、他人のお金でお菓子は買いませんから。
それに、もちろん、お金を大切に使いましたって、収支報告書はちゃんと書いてるんですよね。
まさか、大体で良いだろ、適当にだしておこうって、内容書かずに金額だけ書いて出したりしてないですよね。
子どもだって、両親に言われながらではありますけど、お小遣い帳書けますもんね。まして大人だったら余裕で書けますよね。そうですよね、ごめんなさい。今言うことではありませんでした。
税金は他の人が働いて納めているもので、ある程度の敬意をもって大切に使ってほしいですね(とは言いましたが、やらかしているのは表に出てくる人たちだけで、他の方は全員きちんとしたお金の使い方をしていると信じています。国のトップですから)
「お友達に暴言いっちゃだめだよ」
一番子どもが口酸っぱく言い聞かされることですよね。
相手の嫌なことはしちゃいけないんですよ。バカとかキモいとかハゲとか言っちゃダメなんです。
もし言ってしまったら、ごめんなさいするのが当たり前です。悪いことだから。小学生の子だって当たり前のようにやっています。
所属している党が違う議員さんたちは、お友達というよりライバルと言ったほうが近いかもしれません。
でも、ポ〇モンで、ライバルくんたちは主人公に汚い言葉を投げつけますか?
ハゲとか、消えろとか、言いますか。子どもだって言っちゃいけないことと言っていい事分かってます。というか、普段働いてらっしゃる大人の方は大体が普段から暴言吐くことは無いと思います。
なのに、どうして国のトップがそんなことを言うんでしょうか?
子どもたちはその背中を見て「格好いい!こんな大人になりたい!」って思ってくれるでしょうか。
加えて、言葉尻を取ろうと必死になって、人を怒らせようと頑張ることは国のためでしょうか?
自分が思っている政治をしたい。それは結構です。
けれど、そのためにどんな手段を使ってもいいから選挙に勝とうとすることは本当にあっていることでしょうか?
運動会で自分が勝ちたいからって、となりのレーンを走っているお友達の足を引っ掛けて良いんですか?引っ掛けても何も言われないんですか?お友達はみんな「もっとやれーーー!」って言いますか?
人の上げ足を取って、「ああ、あの政治家は良くやってくれている」ってなるでしょうか。
何度も「いやそうじゃなくてね」や、「ちゃんと根本を話してくださいよ!」って、子どもの私ですら理解できるくらいに易しく説明がなされているのに、同じことを何回も聞いて、時間の無駄だし、意味がないはずです。(もちろん、はぐらかされたり説明があやふやなものには突っ込んでほしいですが)
激昂させて、蹴落としたいのは分かります。
けれど、大人としてどうかと思います。私たちが尊敬できるような姿を見せて欲しいです。最低でも、ライバルに暴言吐いたりだけはしないでほしいですね。
もはや、大人として。
まとめ
子どもができて、政治家ができない三つのこと。
- 人の話をちゃんと聞く
- お金を大切にする
- 暴言を吐かない
どうだったでしょうか?
同じように思ってくださった方も多いのではないのでしょうか。せめて国会を見て「ああ、国のトップってこういう人たちなんだ。頑張ってほしいな」って思えるようにしてほしいですね。
それでは、今日はここまで。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
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